包装紙やダンボールなどの廃材やセロファン、製作用のはながみ、模造紙など描画であまり使わない材料を使ってお話の場面を表現しました。
長くて大きい壁いっぱいなので写真も一枚では収まりません。
大きな魚は包装紙を切ったり破ったりして、自由に作っていきました。
材料の使い方は子供たちだけで話し合いながら進んでいき、だんだん包装紙の柄を活かした構成が始まりました。
出来上がりは私が想像していた以上の魚になり、びっくりです。
ローラーで塗った湖の中には、クレパスで描いた魚です。
テーマと画材はだいたい最初に決めましたが、取り組み始めるとそれぞれ分担した箇所を自分たちで考えて進める事が出来ました。魚も描いた子に聞くとそれぞれのお話があって楽しいのです。
子供たちの力作を見るだけでなく、写真に撮ってくださる保護者の方もいらっしゃいました。
何よりこどもたちが、大きな壁の絵をみんなで作ったという満足感を感じてくれたようです。
最初は黄色から。
ペタペタと言いながら楽しそうです。
かすれたら、またつけて直接指で描く感触を楽しんでいました。
画板のまわりを移動しながら大きな動きで取り組みました。
それぞれのペースで黄色、橙色、赤と指絵の具の感触を楽んでもらうのがねらいです。
最近、絵の具が手につくだけで気になる子もいますが、初めは人差し指一本でも汚れを気にせず、活動できるよう進めていきたいと考えています。
でもこの日はみんな汚れることを気にせず、楽しんでできました。
赤、青、黄の三原色と白の絵の具を混ぜて色を作りました。
ペットボトルに入った絵の具を自分でコップに入れて混ぜていきます。
「わぁ〜◯◯組さんの帽子の色になった!」とか「赤と青で紫になった!」と出来上がった色をみて様々な声が聞かれました。
作った色は画用紙に塗ってみて、次の色を作るために水の入ったバケツでコップを洗って拭いてまた作る
そんな手順を何度も繰り返しました。
絵の具が少々こぼれても大丈夫。自分で拭きます。
お家だとこぼしても自分一人で拭く事も少ないかもしれません。
今回は自分で何でもやるという事も大切にしました。
同じ色の色混ぜも分量が違うと微妙に違う色になりますし「あ!また同んなじ色になっちゃった。じゃあ今度は違う色にしよう」と自分で気がつく事も大切です。
来るだけ口出ししないように心がけました。
小さい組さん(3歳児)が多いなか、たくさんの色が出来ました。
それぞれの画用紙にはそのお子さんの好きな色が並んだように思いました。
「夏休みのアトリエそらいろ」計3回にみなさん、ご参加頂きありがとうございました。
また機会がありましたら、ぜひアトリエそらいろに遊びにきてください。
8月7日のワークショップは「しゃぼんだま」がテーマでした。
シャボン玉液に絵の具を混ぜて四つ切りの画用紙に吹いたり、口の大きさが違う色んな容器でスタンピングしたりして、いろんなしゃぼんだまを表現しました。
完成!
クレパスや絵の具をつけた筆でも描きました。
薄い濃度の絵の具なので重ねて描いても、最初のシャボン玉もスタンピングもちゃんと見えています。
ストローからシャボン玉が出ていて、年少さんらしいカワイイ表現です。
絵の具の色は自分で選びました。
そして口には本物のストローをセロテープで貼りました。
本当はストローを立てて貼りたかった、このお子さん。
その思いを聞いて「なるほど!」ととても感心しました。3Dです。
大人ではなかなか考えないつかない、子どもらしい思いです。
写真は保存のためとりあえず平面に貼ってありますが、お家に持って帰ったらぜひまた3D 、復活させてほしいですね。
同じ画材を使ってもそれぞれ雰囲気が違います。
このお子さんは泡がいっぱいでにぎやかな感じ。
シャボン玉液のあそびもスタンピングも画用紙いっぱいです。
楽しそう!
「夏休みのアトリエそらいろ」も残すところあと一回。
次回は8月21日(木)10:30〜色混ぜあそびです。
あと3名で定員となります。
ご参加お待ちしています。
絵本「スイミー」を読んで、画用紙を魚の形に切って版画をしたり、筆で自由に描いたり…
クレパス、絵の具、そしてローラーを使って思い思いの海のなかを表現しました。
大きな紙に書くことで、のびのびと楽しく描けたかな?
みんな最後には手足が絵の具だらけになり、お母さんたちをびっくりさせました。
次回は来週8月7日「シャボンあそび」
まだ定員までに余裕があります。
ぜひご参加ください!
年長の男の子、絵の具とコンテを使って「宅配トラック」を描きました。
コンテはクレパスのように紙やビニールで巻いてないので色が手についていきます。
でもご本人「見て!こんな真っ黒な手になった!」とうれしそうに見せてくれたんです。
汚れることに抵抗なく、描くことにとても集中していた証拠です。
宅配トラックは今や、子供たちにも身近なもの。
「自分に届くと嬉しいもの」を描きました。
ナント!水族館から大好きな魚など。一番大きいトラックに積んであります。
トラックには黒いねこのマークも…
タイヤや積まれた荷物を描いていくうちに手が真っ黒になったのですネ。
絵のお話を聞くだけでとても楽しい気持ちになる、年長さんのお子さんらしい素晴らしい作品です。
たてがみはクレパスも使って描きました。
手を大きく動かし、たくさんの色を使っておしゃれなライオンになりました。
ライオンさんの表情がとてもかわいいですね。
今の年齢でしか描けない、子どもらしい表現です。
そしてどこか作者に似ているんですよ!
保育園では毎年3、4、5歳クラス合同で壁面製作をします。
一つのテーマで作ったり描いたりしたものを指導者が壁面に構成する活動を「合作板製作」といいます。
今年のテーマはかこさとしさんの絵本「からすのパンやさん」
子供たちの大好きな色んなパン出てくるお話です。
色々な材料を使ってお話に出てくる場面を想像し形にしていきます。
黒いティッシュでカラスを製作したのは4.5歳クラス。扱いにくい材料ですが細かい所までいろいろ考えてつくりました。青空や森の木を作ったのは3歳クラス。ローラーや指絵の具で楽しく取り組みました。
出来たものを構成していくと「ぼくが作ったカラスだ!」「スゴイ大きい木が出来た!」と子供達が壁を見ながらうれしそうな様子。
「みんなでつくった!」というやり遂げた気持ちが高まります。
保護者だけでなく園にお越しになる色んな方面の方々にも「素晴らしい!」と言って頂け、子供達も私もうれしいです。