活動について
こんな活動をしています。
フィンガーペインティング
指で描いてみることで絵の具の感触を直接感じることができます。
「冷たい」「ぬるぬるしてる」といった感触を楽しみながら、大きな画面で、手のひらも使って、どんどんと気持ちが開放されていきます。
指先に絵の具が付くことに抵抗のある子には、無理せず、すこしずつ慣れていくように言葉がけをしながら進めます。
このような活動は、何より楽しんで行うことがとても大切だからです。
大きい紙にローラー遊び
大きい紙にクレパス描いたり、ローラーを使って遊んだりするコトは、家庭ではなかなか経験できません。
ローラーにたっぷりの絵の具をつけて塗ったり、描いたり、みんなでいっしょにする共同作業は、絵を仕上げるということより取り組んだ活動をやり遂げた経験が大切で、その子の自信になっていきます。
塗りひろげ
題材やモチーフを使って絵を描いていくようになると、四つ切の大きい画用紙を使います。
机の上ではなく、床に置いた画板の上で描きます。身体全体を使って大きく手を動かしながら描いてほしいからです。
最初は描きたいものを筆で塗り広げていきます。形を描くことよりも伸び伸びと画用紙いっぱいに描くことを大切にします。
塗り広げていくうちに楽しいと感じたり、筆で描くことに慣れてくると、集中して取り組めるようになり形や色に興味が湧いてきます。
スタンピング
色々な画材を使うようになると、「おもしろい」と感じたり工夫して描くことを考えたりします。意識せずに色んな描き方を知り、できるようになっていきます。
年齢、題材に応じて、身のまわりのもの、野菜、いらなくなった容器など、手づくりの画材を使ってみます。
画用紙、和紙、包装紙、色紙、花紙などを切り(ちぎり)貼りする製作描画などにも取り組みながら、技法や素材をどんな風に使うか、工夫したり考えることで想像力が育っていきます。身の周りにあるものも絵を描く道具になる事に気づいて、楽しんで取り組めるようになっていきます。