夏休みのアトリエそらいろ、最終日
長い障子紙に長いものを描く。
「長いものって何がある?」「ヘビ!」「電車!」「深海のアナゴ!」
私も横長のものをイメージしていましたが「スカイツリー!」「東京タワー」という意見も。
そうですね!縦長のものもありますネ。
長〜い髪の女の子!そうか!なるほど!
子供達のイメージは広がります。
9色用意した絵の具で、それぞれのイメージでどんどん描いていきます。
何しろ長い紙なので、体全体を使わないと描けません。
絵の具をつけては描いて、また絵の具をつける。
どの子も言葉少なく集中して描きました。
さあ、今日はここからがビックリです。
描いた紙を丸めて、水の中に浸けるのです。
「えぇ!」と子供達も困惑気味。
丸めた紙を水に沈めてブクブクブク。
そして水分をぎゅーと手で絞るのです。
今の障子紙は和紙だけでなく、破れにくい素材で出来ています。
もちろん力任せに丸めたり絞ったりすると破れますが、加減をしながらやってみるとボロボロにはなりません。
そしてゆっくり広げてみると…。
「わぁーきれい!」ちょっと染め紙のように滲んで、描いた絵が変化します。
描いた本人もビックリ!
水に浸けた時は「大丈夫…?」と心配顔だった子供達も嬉しそうな表情です。
お母さん方にも「スゴイ!」と言って頂いてよかったです。
3週間に渡ってご参加頂いた「夏休みのアトリエそらいろ」
猛暑の中、皆さんお越し頂きましてありがとうございました。
体験教室も随時受け付けております。
またぜひアトリエそらいろに遊びに来てくださいね。